Chromebookはさまざまな使い方ができると思いますが、わたしは、Chromebooを文章を書くこととWebを閲覧することに使っています。そんな視点から見ていることにご留意ください。
文章を書くことについて
自分の用途(アイデアを書き留めたり、下書きをする)には、ほとんど問題はありません。・秀丸エディタなどのソフトを使えません。代わりにgoogleドキュメントやWritebox、Caretなどがありますが、Windowのソフトほど数は多くありません。わたしはWindowsではTeraPadを使っていたので、機能的に足りないということはありません。
・Atokなどの日本語IMは使えません。
・印刷はGoogleクラウドプリントに対応しているプリンターならダイレクトに印刷できますが、そうでないばあいWindowsやMacのChromeを介して印刷することになります。とはいえ、その作業は一度設定すれば、面倒ではありませんし、コンビニでのプリントができますから、困ったことはありません。
・スキャナなどの周辺機器は使えませんが、基本的にblutooth/USBマウスとUSBメモリ、SDカードの読み込みができるので、不便ではありません。
Web閲覧について
ChromeというWebブラウザが動いているのですから、ほとんど問題はありません。ただし、以下の点で問題になることがあります。
・WindowsMediaPlayerを使ってストリーミングしている(OTTAVA( http://ottava.jp/ )というインターネットラジオを聴くことができません)
・SkypeなどWindowsやMacのソフトを介してWebを利用する
ChromeBookの良い点・悪い点
WindowのノートPCと比べると、多少不満な点はありますが、悪くないと感じています。Chromebookの良い点
・管理が楽Windowsですとセキュリティソフトを入れ、月に一度の月例パッチがあり、と面倒です。
ChromeOSではその辺りは全く考えなくてよい。更新をStable(安定的なバージョン)のみ行うことにすると頻度は多くなく、更新もすぐに済みます。
また、細かな設定に気をとられることがありません。
・安い
Windows 8.1 with Binのタブレットならもっと安いじゃないか!という声が聞こえてきそうですが、1GBのメモリでWindowを使うのはわたしには無理です。実用的なレベルとなると「ASUSにみるWindows(X200MA)とChromebook(C200)の価格差」( http://chromebookbeginner.blogspot.jp/2014/10/asuswindowsx200machromebookc200.html )にみるように、やはりWindowsは高いと思います。
Chromebookの悪い点
・できることを妥協しないといけない場面に出くわすたとえばGoogleスプレッドシートではマクロがありません。ソフトの機能の充実という点でもChromebookはまだまだです。
また、システム関係はいじれるところが少ないです。管理が楽ということとトレードオフではありますが……。
・情報が少ない
ようやく個人向けに発売が開始されたのですから当然ですが、やはり使いこなしなどの情報が少ない。ですから、情報を自分で集め、最後は自分で何とかするという気がないと買っても、Chromebookは使えない、ということになってしまいそうです。
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