2014年11月13日木曜日

Chromebookを店頭で触れてきた

Acer C720が今日発売なので、ビックカメラ 池袋本店パソコン館に行って触れてきました。

店頭での扱いは、店舗入口にDellのChromebook11とAcerのC720が1台ずつ並んでいました。店員さんもマイクで「今日から発売のChromebook〜」と呼びこみをしていて、それなりに力を入れている様子。7FのノートPCのフロアでもエレベーターのすぐ脇に置いてあったので、それほど悪くない扱いでした。

10分くらい両機種をみてみた印象。

キーボード

わたしのAcer C720はAmazon.comで買ったので、英語キーボードです。enterキーが|キーと接していて最初の頃は誤タイプしていました(写真は以前の記事のもの)。





日本語キーボードはより一層奇妙な感じになっていました。
例えば、この記事( 「日本エイサー、Chromebookを13日より一般発売」
http://pc.watch.impress.co.jp/img/pcw/docs/675/366/html/04.jpg.html )の下方右側のキーボードの写真で見るとわかるように、右端のキーボードが変則的な配列になっています。
とはいえ、英語キーボードだとshift+altキーで入力方法(日本語on/off)変更でしたが、日本語キーボードですとAlt+かな英数キーとわかりやすくWindownsの運指と同じであり使いやすそうです。
DellのChromebook11は、この記事( 「Dell Chromebook 11、3万4538円で個人向け販売スタート」http://ascii.jp/elem/000/000/950/950961/ )に写真がありますが、標準的なキーボードでした。

画面

C720を使っていて液晶の質について不満をいだいたことはありませんでしたが、Dellのものと比べるとDellのものは光沢液晶のようでした。
文章を書くにはC720の方が目が疲れなくてよさそうですが、そういった用途以外ならばDellのほうがいいかもしれません。

総評

同じメモリ4GB、SSD16GBでみると、Acer C720が32,184円でDell Chromebookが42,098円。
それならば、初めてChromebookを使うわけですから、Acer C720でChromeOSの使い勝手を見るほうがよいように思えます。
思った以上に使えますが、やはり個人個人によってその感想は違うでしょうから、お試しという意味で、安いほうがいいと考えるからです。
差分の1万円で、よく印刷する人ならばChromebookからダイレクトに印刷できるようにGoogleクラウドプリントに対応したプリンターを、持ち運ぶ人ならばよいカバンを買ったほうが満足度が高いのではないでしょうか。

2014年11月12日水曜日

Chromebookの売りは価格!

「Google Chromebook、米国小学校市場で売上トップに(IDC調べ)」
http://jp.techcrunch.com/2014/11/11/20141110googles-chromebooks-rule-schools-as-idc-pegs-them-as-top-sellers-in-k-12/ )

その理由として、Googleが教育機関向けの販売に注力していること、および複数台の導入時には割引をしていることをこの記事はあげています。
一方で、Googleは「端末の管理が容易であることを強調している」そうです。

しかし、この記事も指摘しているように、最大の要因はやはり価格でしょう。

実際、昨日はあった在庫が一番安かったAcer C720では在庫なしになっています。


自分が使っているから言うわけではないですが、安い機種でChromeOSをためしてみるといいかもしれません。
WindowsにChromiumをインストールしてもいいのですが、やはり余計なもののついていない、専用機であるChromebookのほうがよいように思います。


2014年11月11日火曜日

わたしのChromebookの活用方法、良い点・悪い点

これまでの記事にも書いていることですが日本発売を機に少し情報を整理しておきます。

Chromebookはさまざまな使い方ができると思いますが、わたしは、Chromebooを文章を書くこととWebを閲覧することに使っています。そんな視点から見ていることにご留意ください。

文章を書くことについて

自分の用途(アイデアを書き留めたり、下書きをする)には、ほとんど問題はありません。
・秀丸エディタなどのソフトを使えません。代わりにgoogleドキュメントやWritebox、Caretなどがありますが、Windowのソフトほど数は多くありません。わたしはWindowsではTeraPadを使っていたので、機能的に足りないということはありません。
・Atokなどの日本語IMは使えません。
・印刷はGoogleクラウドプリントに対応しているプリンターならダイレクトに印刷できますが、そうでないばあいWindowsやMacのChromeを介して印刷することになります。とはいえ、その作業は一度設定すれば、面倒ではありませんし、コンビニでのプリントができますから、困ったことはありません。
・スキャナなどの周辺機器は使えませんが、基本的にblutooth/USBマウスとUSBメモリ、SDカードの読み込みができるので、不便ではありません。

Web閲覧について

ChromeというWebブラウザが動いているのですから、ほとんど問題はありません。
 ただし、以下の点で問題になることがあります。
・WindowsMediaPlayerを使ってストリーミングしている(OTTAVA( http://ottava.jp/ )というインターネットラジオを聴くことができません)
・SkypeなどWindowsやMacのソフトを介してWebを利用する

ChromeBookの良い点・悪い点

WindowのノートPCと比べると、多少不満な点はありますが、悪くないと感じています。

Chromebookの良い点

・管理が楽
Windowsですとセキュリティソフトを入れ、月に一度の月例パッチがあり、と面倒です。
ChromeOSではその辺りは全く考えなくてよい。更新をStable(安定的なバージョン)のみ行うことにすると頻度は多くなく、更新もすぐに済みます。
また、細かな設定に気をとられることがありません。

・安い
Windows 8.1 with Binのタブレットならもっと安いじゃないか!という声が聞こえてきそうですが、1GBのメモリでWindowを使うのはわたしには無理です。実用的なレベルとなると「ASUSにみるWindows(X200MA)とChromebook(C200)の価格差」( http://chromebookbeginner.blogspot.jp/2014/10/asuswindowsx200machromebookc200.html )にみるように、やはりWindowsは高いと思います。

Chromebookの悪い点

・できることを妥協しないといけない場面に出くわす
たとえばGoogleスプレッドシートではマクロがありません。ソフトの機能の充実という点でもChromebookはまだまだです。
また、システム関係はいじれるところが少ないです。管理が楽ということとトレードオフではありますが……。

・情報が少ない
ようやく個人向けに発売が開始されたのですから当然ですが、やはり使いこなしなどの情報が少ない。ですから、情報を自分で集め、最後は自分で何とかするという気がないと買っても、Chromebookは使えない、ということになってしまいそうです。

祝 Chromebookの個人向け販売!

ニュース

とりあえず、出先なので記事のリンクだけ
「Chromebookの個人向け販売開始、価格は3万円前後から 」
http://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/20141111_675430.html

いつくるかと待っていて、待ちきれずにAmazon.comで買って3ヶ月。
ようやく 個人向け販売が開始されました。

発売される機種は、以下の4機種
ACER Chromebook C720(Celeron 2955U、メモリ4GB、SSD 16GB、11.6インチ 1,366×768ドット)
DELL Chromebook 11(Celeron 2955U、メモリ2GB/4GB、SSD16GB、11.6インチ 1,366×768ドット)
ASUS Chromebook C300MA(Celeron N2830、メモリ2/4GB、SSD16/32GB、13.3インチ 1,366×768ドット)
ASUS Chromebox(Celeron 2955U、メモリ4GB、ストレージ16GB)

Chromebook 製品比較表


Amazon.co.jpに、もうすでにChromebookストアができていました。

発売される製品の一覧表を作ろうと思っていたら、もうすでにここにありました。

購入するなら


ただ、Chromebookは基本的に以下の違いしかありません。
CPUIntel系(Atom、Celeron、Corei)、ARM系(Samsung Exynos)、NVIDIA系(Tegra K1)
メモリ2GB、4GB
SSD16GB、32GB、64GB
ディスプレイサイズ11.6、13.3、14
ディスプレイ解像度1366×768、1920×1080

ですから、今回発売される機種から選ぶとしたら、メモリとSSD、ディスプレイサイズの違いだけを見ておけばいいことになります。

わたしは Amazon.comから以下のスペックのChromebookを個人輸入しました。

ACER Chromebook C720(Celeron 2955U、メモリ2GB、SSD 32GB、11.6インチ 1,366×768ドット)
日本発売のものとは、メモリが少なく、SSDが多いものです。
使い道はほとんど文章作成とWeb閲覧(一度に10ページくらい)ですが、メモリ2GBで不足したことはありません。また、SSDは、GoogleDriveを使っていますのでほとんど使っていません。
ですので、Webページを何十ページも同時に開くとか、ubuntuを入れるというのでもなければ、メモリ2GB、SSD16GBで十分だと思います。

つまり、どの機種でも性能は十分です。


とはいえ、わたし一人の意見では不安でしょう。
日本では発売されない機種も含めたレビューのリンク集を作成してありますので、よろしければこちらの記事も参考にしてみてください。
「Chromebook レビューリンク集(日本語)」
http://chromebookbeginner.blogspot.jp/2014/10/chromebook_12.html )
「Chromebook レビューリンク集(英語)」
http://chromebookbeginner.blogspot.jp/2014/10/chromebook_19.html )

2014年11月6日木曜日

これは便利?-Google ドライブから、Windows/Macデスクトップアプリを起動可能に

「Google ドライブから、Windows/Macデスクトップアプリを起動可能に Chrome拡張機能を提供開始 」
http://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/20141106_674708.html

この記事を読んで、「おっ、便利そう」と感じたけれど、以下の条件が必要と気づいたら、「それほど便利かな?まぁ、デスクトップアプリを起動してからファイルを開くという一手間が省けるだけかぁ」と感じてしまった。
 
1 WindowsやMacにMSオフィスなどをインストールしてある
2 Chromeブラウザを利用している
3 Googleドライブにファイルを置いてある

Chromebookには特に関係のないことか……

しかも、日本語のレビュー( https://chrome.google.com/webstore/detail/application-launcher-for/lmjegmlicamnimmfhcmpkclmigmmcbeh/reviews )を見ると、うまく開かないような……

2014年11月4日火曜日

テキストエディターとしてCaretを使う5

今回でひとまず、Caretのメニューの日本語化は終わります。

Settingメニューを日本語化しました。



まだ訳し終えていないメニュ項目や動作が不安定になるところを確認しきれていませんが、少しずつ以下のページを見ながら使いやすいようにしていこうと考えています。

Caretのヘルプページ
( https://github.com/thomaswilburn/Caret/wiki )
ChromeウェブストアのCaretのサポートページ
https://chrome.google.com/webstore/support/fljalecfjciodhpcledpamjachpmelml#bug )


前回までは、こちら。
「テキストエディターとしてCaretを使う1」ーFileメニューの日本語化
http://chromebookbeginner.blogspot.jp/2014/10/caret1.html
「テキストエディターとしてCaretを使う2」ーEditメニューの日本語化
http://chromebookbeginner.blogspot.jp/2014/11/caret2.html
「テキストエディターとしてCaretを使う3」ーToolメニューの日本語化
http://chromebookbeginner.blogspot.jp/2014/11/caret3.html
「テキストエディターとしてCaretを使う4」ーProjectの日本語化
( http://chromebookbeginner.blogspot.jp/2014/11/caret4.html )

2014年11月3日月曜日

テキストエディターとしてCaretを使う4

今日は、Projectメニューを日本語化しました。

Projectについて
ディレクトリ登録で、任意のフォルダをプロジェクトとして登録できます。
「ディレクトリ登録」をすると、下画像のように、テキスト領域の左側にディレクトリとその中のファイルが表示されます


「ディレクトリ解除」でプロジェクトの登録が解除されます。
「ディレクトリ更新」でディレクトリ内のファイルの情報を更新します。ファイルを新規作成、削除、またはファイル名を変更した場合に用います。

「プロジェクト保存」で作成中のプロジェクトを保存します。
「プロジェクト情報編集」ではプロジェクトを開くのではなく、参照しているフォルダなどの情報を閲覧、編集できます。
「プロジェクトを開く」で、プロジェクトを開きます。
「プロジェクトを閉じる」で、プロジェクトを閉じます。

Windowsのエディターでいえば、TOMBOというメモ管理ツールに近い感じで使えます。
ツリー表示はありませし、Caretでサブフォルダをプロジェクトに登録したらずっとloadinと表示されたので、十分検証したわけではありませんが、サブフォルダを作って階層構造は使えないようです。

ただ、メニューを日本語化したからか、どうも動作が不安定になることがあります。
ファイルが消えるといったことはありませんが、もう少し使い込んで、どのようなときに動作が不安定になるかを確認していく必要がありそうです。

とはいえ、このProjectが使えるのは、長い文章や続きものを書くときに便利ですから活用したいところです。

前回までは、こちら。
「テキストエディターとしてCaretを使う1」ーFileメニューの日本語化
http://chromebookbeginner.blogspot.jp/2014/10/caret1.html
「テキストエディターとしてCaretを使う2」ーEditメニューの日本語化
http://chromebookbeginner.blogspot.jp/2014/11/caret2.html
「テキストエディターとしてCaretを使う3」ーToolメニューの日本語化
http://chromebookbeginner.blogspot.jp/2014/11/caret3.html )

2014年11月2日日曜日

テキストエディターとしてCaretを使う3

Caretのメニューの日本語化の3つめとして、今日はtoolを日本語化しました。
操作の日本語が思い浮かばなかったものや操作がよくわからなかったものは英語のままです。


1つだけですがマクロの記録もできるので、単純作業を繰り返すときに便利です。
ただ、文字数計算が文章全体の計算だけで、Writeboxのように選択範囲の文字数計算ができません。ここがちょっと残念。

前回までは、こちら。
「テキストエディターとしてCaretを使う1」ーFileメニューの日本語化
( http://chromebookbeginner.blogspot.jp/2014/10/caret1.html )
「テキストエディターとしてCaretを使う2」ーEditメニューの日本語化
( http://chromebookbeginner.blogspot.jp/2014/11/caret2.html )


2014年11月1日土曜日

テキストエディターとしてCaretを使う2

Caretのメニューを少しずつ日本語化しているのですが、なかなか多機能。
前回はこちら(「テキストエディターとしてCaretを使う2」
 http://chromebookbeginner.blogspot.jp/2014/10/caret1.html )

今回は、編集(Edit)のメニュー項目を日本語化しました。
とはいえ、使ってみてもどう表現していいものか、わからないものがあったので、そういうのは、元のままにしてあります。



まだ訳していませんがProjectという項目もあり、Caretのサイト( http://thomaswilburn.net/caret/ )をみると、htmlの編集もいけそうです。