2014年9月3日水曜日

クラウドの安全性とは―便利と安全のバランス

  著名人のプライベート写真がiCloudから流出したことについて、アップルはシステムの欠陥によるものではない、という報告をしているようです。
「アップル、写真流出問題の調査結果により「欠陥はない」( http://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/20140903_664929.html

 現在、わたしはGoogleドライブを用いています。
 クラウドを利用するのは、Chromebookを使うにあたり必要不可欠なことです。
 あらためて言うまでもないことですが、とても便利です。異なるデバイス間でのファイルの同期に気を使う必要がありません。クラウドのファイルはテキストファイルだけですから、同期に時間がかかるということもありません。
 もっとも、パスワードや金銭の出入り、住所などの入ったファイルはあげていません。公開前提のデータばかりです。

 とはいえ、このような報道をみると、やはり心配になります。

 Gigazineの「iCloud経由でヌード画像が大量流出した手法の詳細と対処法を元ハッカーが解説」( http://gigazine.net/news/20140903-celebrity-naked-photo-leak-method/ )という記事には、こうあります。
Cubrilovicさんは、誰しもが実行できるサイバー攻撃に対する防衛手段として「パスワードは複雑なものに設定」「秘密の質問の答えをランダムな文字列を含んだ長文にする」「2段階認証の実行」を挙げています。ただし、完璧の防御というものは存在しないので、クラウドサービスへの自動同期をオフにして普段からセキュリティの意識を高めることが必要です。
実行するのはなかなか難しそうなこともありますが、クラウドはたえずこのような危険にさらされているということを忘れずに、便利さばかりに目を向けずに利用していきたいものです。

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