2014年9月27日土曜日

アメリカでも低価格化の波がWindowsのシェアを侵食しているらしい

先日書いた記事(「サムスンがChromebookを含むノートPC販売から撤退」
 http://chromebookbeginner.blogspot.jp/2014/09/chromebookpc.html )では、サムスンが欧州でノートPC販売から撤退するとのWebニュースの記事から、次のように私は考えました。

1 世界的に低価格PCに需要がシフトしている
2 Chromebookはアメリカではニュースバリューをもつ(ほど低価格PCとして普及している)
3 Chromebookの未来は暗い?明るい?

しかし、次の記事を読むとどうも、「Chromebookの未来は明るそう」です。

MacとChromebookの販売シェア上昇


"Mac and Chromebook sales erode Windows PCs' retail share"
(「MacとChromebookがWindows PCのシェアをくってるよ」例によって私の訳はくだけた調子ですが、原文はそんな文章ではありません)
( http://www.computerworld.com/article/2687742/mac-and-chromebook-sales-erode-windows-pcs-retail-share.html )

 おおよそのところを訳すと、こんな感じです。
 7月4日から9月1日までの10週間の小売での販売シェアは、こんな感じだったよ。

Mac 26.8%(前年比11%増 2013年の同時期 24.2%)
Chromebook 4.5%(前年比36%増 2013年の同時期 3.3%)
Windows PC 68.4%%(前年比6%減 2013年の同時期 72.3%)

マックの増加は値下げによるものだね。
Windows PCは、Chromebookを意識して低価格化で対抗しているし、これまでのクラムシェルタイプのPCから2in1のタイプに力を入れるようになってるよ。

私が考えたこと

集計時期(アメリカの新学期前)や集計対象(小売のみ)を考慮しても、MacとChromebookの販売増加は低価格化への志向が高まっていることを反映していると思います。
これは先日の記事でみた、ヨーロッパで起きていることと同じことなのでしょう。
おそらくは、日本でも同様のことが起こるでしょう。

最初にこの記事を読んだ時はMacのシェアが高いので、読み違えたかと思いました。ほかのサイトをみると、通年ではそれほど高くありませんが、それなりにシェアをとっているようです。また、下がったとはいえ、Windowsのシェアはおよそ7割程度です。まだまだWindowsPCが主流であることは否定できません。

しかし、よく読むとChromebookの伸び率はかなり高い。
ということは、時間がどれくらいかかるかは別として、次第にシェアを広げ、WindowsやMacと並ぶとまではいかなくても、それなりに存在感を示していけるのかな?
さらに、Androidと連携できれば、Androidタブレット+Chromebookの価格が2-in-1のWindowsPCより安くなり、優位に展開できるかもしれません。

低価格化については以前の記事でも考えていましたが、PC、タブレット、スマホ、ウェアラブルのトータルで考える視点が足りませんでした。
 わたしに言われるまでもなく、MicrosoftもAppleもGoogleも当然対応をとっています。

Microsoft Windows-Windows8.1-WindowsPhone?-?
Apple Macbook-iPad-iPhone-AppleWatch
Google Chromebook-Android-Android-Android Wear

この点から見ると、違った展開になるのかもしれません。
あんがい、Chromebookもいいところにいくのかもしれません。

まぁ、Chromebookを最近買った素人が適当に拾ったWeb記事から考えただけですから、あてにはなりませんが。

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