"Samsung shuts down European laptop, Chromebook sales amid PC industry turmoil"
( http://www.pcworld.com/article/2687083/samsung-shuts-down-european-laptop-chromebook-sales-amid-pc-industry-turmoil.html )
この投稿の元記事はこちら("Exclusive: Samsung exits laptop market including Chromebooks")。
( http://www.pcadvisor.co.uk/news/laptop/3573470/samsung-exits-laptop-market-including-chromebooks/ )
この記事を見て「東芝、個人向けPC事業を大幅に縮小、一部撤退も」
( http://itpro.nikkeibp.co.jp/atcl/news/14/091800968/ )を思い出しました。
これらの記事から考えたことが3つあります。
1 世界的に低価格PCに需要がシフトしている
撤退の理由については、ソニーのVaio事業撤退と同様に、ハインエンド向けで収益をあげているが、消費者は低価格のPCを望んでおり、それに対応できない、というところにあるようです。
新興国ではなく欧州でも低価格のPCの需要が高まっているということを考えると、日本でも今後はより低価格なPCへの需要は高まっていくのでしょう。
2 Chromebookはアメリカではニュースバリューをもつ(ほど低価格PCとして普及している)
教育分野で売上が伸びている、Amazon.comのノートPC分野で売上1位など、Chromebookが売れているという報道があります。また、この記事を見ると、見出しにChromebookと入っています。
つまり、低価格PCの代名詞的なものであるChromebookですら、販売をやめる、という含意があるのだと想像します。
ましてや、サムスンは液晶やCPUの製造メーカーですから、intelからCPUを買うAcerやHPより価格競争力があるかもしれないのに(もちろんボリュームが違うので、intel製CPUのほうが安いということはありそうですが)、価格競争に敗れた。
ましてや、サムスンは液晶やCPUの製造メーカーですから、intelからCPUを買うAcerやHPより価格競争力があるかもしれないのに(もちろんボリュームが違うので、intel製CPUのほうが安いということはありそうですが)、価格競争に敗れた。
3 Chromebookの未来は暗い?明るい?
これをサムスンの特殊事情とみるか一般的な傾向とみるかは、わたしには正直なところわかりません。
ただ、いえることがあります。
PCが使われなくなりタブレットやスマホがデジタル機器の主流になっても、Webがなくなることはない、ということです。
そして、利用する側からみれば、十分な性能と見合う価格であれば、どんなOSだろうが構わない、ということです。
わたしとしては、軽いOSと設定や管理に手間がかからないChromeOSをわりと気に入ってますが、よりよいものがあれば、それに乗り換えるでしょう。
それまでは、このChromebookのある生活を楽しみたいと思っています。
0 件のコメント:
コメントを投稿