2014年9月23日火曜日

Chromebookでプログラミング

 現在Chromebookが教育分野と法人にのみ販売している方針が、よくわかる事例のニュース記事を見ました。

記事概要

「21世紀を生きる日本人として必要な素養とは - 日本HPのChromebookを使ったICT活用「21世紀型教育のモデル授業」ー2 HP Chromebookでプログラミング&オーサリング」
http://news.mynavi.jp/articles/2014/09/22/hp/001.html )

少し長い記事の、しかも途中のページですので、まとめてみます。

日本HPがICT(Information and Communication Technology)を活用した「21世紀型教育のモデル授業」を公開した。その授業にCromebookをもちいて、プログラミングとプレゼンテーションを小学生が行った。
そこでは、プログラミング環境として「スクラッチ」や「スクイーク」がもちいられた。

で、Scratch( http://scratch.mit.edu/ )のサイトを見てみると、ブロックを組み立てるようにしてプログラミングをするもののようで、楽しそうな数多くの作品がアップされています。

考えたこと

小学生にWindowsパソコンを渡して、「さぁ、○○をやってみよう」といったら、好奇心旺盛な子どもは、説明にない操作(大人から見たら、余計なこと)をし始め、なかなか授業が進まないでしょう。
これはパソコンの操作を他人(子どもでなくても!)に教えたことのある人なら、誰しも経験したことがあるのではないでしょうか。
なんで、そこをクリックするんだ!、と言いたくなることが。

そして、なにより私自身がそうした人間です。教えられたことを素直に聞くだけでなく、手が空いた時にいろいろといじって、ぜんぜん違う画面を出してしまったり、プログラムを終了させたり……。

そうしたときに、Chromebookならば元に戻しやすいし、管理もしやすい。
余計なものはないし、触れることができないのですから。

良い面ばかりではありませんが

もちろん、パソコンがブラックボックスとなることには、功罪あるのでしょう。
セキュリティへの関心の低下、できることしかしなくなる、便利に利用するための良いプログラムを作ることが一部の人だけになる……。

とはいえ、かまどが電気炊飯器に取って代わり、一般人は電気炊飯器を設計できません。そして、家庭科の時間にかまどを使って料理すべき、という人はいないでしょう(キャンプでは必要な技能ですが)。
それと同様に、パソコンがブラックボックスになることも、技術進歩の流れなのかもしれません。

そうした流れを考えてみると、幼い頃からパソコンを使ってプログラムやプレゼンテーションをできるようになることは、これから必要になるのでしょう。
そのために、Chromebookが用いられるのはうれしいことです。
また、Chromebookに適した用い方を見つけていきたいものだと思います。

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